サツマイモ栽培も思い返せば９年目に突入です！
最初のうちは１株に１個しか芋が無かったりなんてことも・・・。涙
でも、ご近所の方のご厚意で広くて良い土の畑を貸してもらって、ここ数年でやっと成果が出るようになりました。
さて、下手ながらに物にはこだわるタイプだったので、変わった品種を見つけては試しに買う事が多く、まだ植え付けまで時間があるこの時期に参考までに、これまで栽培した品種の紹介をしてみたいと思います。
パープルスイートロード（紫芋）
↑（写真右２本がそうです）
土質が合えば、生育が良くて、大きくて形のいい芋が沢山出来ました。
とにかく生育がいいし病害虫にも強かったです。そのおかげか、収穫量も軍を抜いて多く、しかも芋の大きさも素晴らしかったです。
紫芋は主に製菓用に作られる品種ですが、これはその中でも甘さの強い品種で、焼き芋にすると、丁度いい甘さで、沖縄土産の紅芋タルトの味そのもの！
それでも通常の品種より甘みが劣るので、我が家では、細切りにしてから素揚げにして、蜜を絡めて芋ケンピにして食べます。子供も大喜び！
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干し芋用に品種改良された品種です。シロタと呼ばれる病気に強く、何より収穫時の芋の形が美しい。
干し芋にするために蒸したら、芋がとても美しい黄色で、干し芋にしてみると、しっとりモチモチしてとっても美味しい干し芋が出来ました。
古くから鹿児島で育てられてきた品種です。皮は白っぽいのですが、中は人参のようなオレンジ色です。
ベータカロテンが豊富に含まれているので、野菜嫌いな子供たちが大好きなサツマイモで栄養を取ってくれたらと栽培しました。
味は、保存方法にもよるのでしょうが、水分が豊富で甘さは控えめでした。主に、干し芋やお菓子用で栽培される品種なので、ただ焼き芋にするよりも、一工夫して食べるとより美味しい品種でした。
シルクスイート
この品種はここ３年ほど続けて栽培しています。柔らかな土壌で栽培した際は、ツルっと美しい見た目の芋が沢山とれました。
形が良くて、収穫していて気持ちが良かったです。
その名の通り、焼き芋にすると、しっとりとシルクのような滑らかな舌触りで、甘さも適度で美味しかったです。粉っぽくもなく、ねっとりしてるわけでもなく、中間？という感じですかね。美しい見た目の芋が沢山収穫できるので、リピート中です。
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安納芋
これは、皆さんが一番ご存知の有名品種！しかし、難しい！
土質も割といい所で栽培したと思うのですが、なんせ収穫量が少ない。そういった品種だというのは重々承知なのですが、どの品種よりも難しい印象です。見た目は、丸っぽく、皮の色はやや白っぽい、生の芋を切ると、断面はややピンクかかった黄色です。
しかし、味はもちろん美味しいです。ねっとりと甘くて、これを味わうと、毎年挑戦したくなります。
今年は、昨年収穫した芋から育苗して頑張っています。どうなることやら・・・
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紅はるか
この品種はどの品種よりもズバ抜けて焼き芋にしたら美味しい！本当に巡り合えてよかった！と感動する美味しさです。昨年初めて栽培したのですが、あまりの美味しさにせっかく収穫した他品種が存在を忘れられるくらいです 🙁
また、味だけではなく、収穫できた芋も、土壌が合ったのかとても多収で形も凹凸が無く、美しい物でした。
収穫時も、芋の蔓を切り離した部分から物凄い量のネバっとした白い液（デンプン）が出ていて、これは間違いない品種だと確信しました。こんなに液が出るのは、安納芋とこの品種くらいでした。
（収穫時の白いデンプン汁、服に付くと絶対取れないので気を付けてくださいね～）
焼き芋の紅はるか。ねっとりとし、甘さは安納芋の比ではありません！買ってでも一度食べてもらいたいと思う優秀な品種です。
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金時芋
こちらも皆さんご存知の有名品種です。自分で栽培して思ったことは、細長い芋が沢山出来る印象です。
蒸かし芋が大好きな義母には大好評で、昔ながらのホクホクとしたサッパリとした味わいのお芋です。
輪切りにして甘く煮たり、煮崩れしないので調理に良いです。
そもそも、製菓用にも重宝される品種のようです。
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ざっくりとですが、これまで栽培してきた品種の栽培＆食した感想をまとめてみました。
調べてみると、サツマイモの品種は数多くあります。珍しい品種を扱うネットショップなんかもあるので自分の好みに合う品種を見つけてみるのも面白いですよね。私は、大好きになった紅はるかがまた沢山収穫できるように今年も頑張ります！
皆さんが、良い苗に巡り合えますように！
サツマイモについて
