我が家のトマト・・・、すっかり徒長してしまってお恥ずかしいばかり
って、気付いたら花がチラホラと咲き始めました。
トマトの1番花は確実に結実させないといけないと聞いたことありませんか
最悪、ナスのように1番花は摘んでしまっていたりして?
放っておけば受粉するでしょ、くらいでは済まされないくらい今後の成長を二分するくらいの大事な理由があったのです。
なぜ1番花にこだわるのか
それには、以前にカボチャの記事で、栄養成長と生殖成長についてご紹介しましたが、それがここにも関係しているのです。
それぞれの詳しい説明についてはそちらの記事で読んでいただいて・・・、簡単に言うと、栄養成長は茎葉を成長させること、生殖成長は、花や実を成長させることを言います。1番花がつくまでは栄養成長で茎葉を大きくさせていきますが、1番花に実を結ける頃から生殖成長が始まります。
栄養成長と生殖成長について詳しくまとめた記事はこちら↓
1番花の結実がうまくいかないと?
この環境では、子孫を多く残せない環境だとトマト自体が判断し、その後の実付きを悪くしてしまうのです。
これは、同じくナスでも言えることで、賛否あるようですが(株が小さければ茎葉を成長させるため1番花を摘んだりもする)、1番花を確実に結実させて、株の勢いも弱めないために実が大きくならないうちに早めに摘み取ります。
受粉の仕方は
トマトは、1つの花の中に雄しべと雌しべが存在するので、刷毛を使ったり、軽く指ではじく程度でも十分に受粉します。
その他、ホルモン剤のトマトトーンを花が2、3つ咲いたところで吹きかけてあげる方法も確実です。(同じ花に2回以上かけると薬害が発生するので注意が必要です)
花の受粉はいつまで有効なの
スイカや、メロン、カボチャなんかを栽培したことのある人なら考えると思いますが、これらの植物は最悪でも朝咲いた花なら、午前中に受粉をしなければ受粉をしません。トマトはどうなのでしょうか。
なんと、トマトのナス科の花の寿命は3~4日!トマトトーンの吹きかける時期が2、3つ花が咲いた時と言うのも、これを聞くと納得です。
⇒関連して~カボチャの受粉についての記事
様々な野菜の受粉タイミングや必要性について知るのも楽しいです!
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