そろそろ夏野菜の植え付けの時期になってきましたね。
家庭菜園でもお馴染みのトマト栽培に挑戦する方も多いと思いますが、市販のよりも味が劣る・・・と悩んではいませんか。
家庭菜園の王道ともいえるトマト栽培ですが、プロのように甘くて柔らかなトマトを栽培するにはどうしたらいいのでしょうか。同じように、は難しくても出来ることがあるはず!
素人でもマネできることはないのか?出来ることは全部して、美味しいトマトで家族の度肝を抜いてやりましょう~。
硬くて甘くない要因
水のあげすぎ
水をあげすぎたり、水はけの悪い畑だと、根から水分が多量に吸収されることで、実にも水分が多く含まれ味が薄まります。
実の付け過ぎ
沢山の実に栄養が分散されるため、1つ1つの味が劣ります。
強い日差しにあたり過ぎた
乾燥に強いから太陽光も大好きなはず、と思われがちですが、強すぎる日差しに当たると皮が厚くなります。また、水が極端に少なくても皮が硬くなるので、適度な水くれも必要と言えます。
番外編~冷やしすぎ
トマトは冷やすと甘さが落ちます。食べる直前に氷水で冷やしてから食べるのが一番美味しい食べ方です。
柔らかく甘くするには
肥料にこだわる
アミノ酸肥料がトマトを甘くしてくれるのですが、化成肥料ではそれがあまり期待できません。そのため、アミノ酸を含んだ有機肥料を使うことを推奨します。アミノ酸肥料を葉面散布するのも良いようです。トマト専用の肥料も売られているのでそれを買うのが手っ取り早いかもしれませんね。
肥料が足りているのかの判断
肥料過多 茎の太さが1~2cm以上・葉がくるりと巻いていて葉の色が濃い
肥料不足 下の方の茎は太いのに新しく育ってきた茎が急に細くなった・生長点付近の葉が立ってきている
夕方になると自然と葉が下がってくるので、確認は朝行い、不足のサインなら施肥し、過多なら葉を半分落として樹勢を弱める。
強すぎる日差しを避け、適度な水くれを心掛ける
西日を避けられるような場所に植えられればベストです。鉢植えならどの家庭でもそれが可能と言えます。また、水くれについては、実ができ始めるまでは株の成長を促すためにも水くれはしっかりとして、実ができ始めたら控えめにしましょう。
そもそもの品種にこだわる
皮の柔らかな品種で言えば、いくつかありますが、ホーム桃太郎・フルティカ・プチぷよ・ピンキー等がホームセンターでもよく見かける品種と言えます。
渡辺採種場 トマト CFプチぷよ2 生種 7粒 【郵送対応】
【中玉トマト】フルティカ【タキイ交配】(16粒)野菜種/タキイ種苗[春まき]DF
甘さが特徴の品種で言えば、フルーツルビーEX、アイコ、千果、マイクロトマトといったところでしょうか。
【ミニトマト】CF千果【タキイ種苗】(16粒)野菜種[春まき]DF
【マイクロトマトの種】【藤田種子】(30粒)野菜種[春まき]
いかがでしょうか。はっきり言って実が出来てから水をやったほうがいいのかいけないのか、匙加減がわからないままですが、それ程美味しいトマトを作るのはとても難しいことで、プロの方はそれを解明してやられているのだなぁ、と感心してしまいます。この夏はその匙加減を試しながらトマト栽培を楽しみたいですね。
どうせやるなら、とことんこだわって頑張りましょう。
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