落花生の栽培は何度もやってきていますが、うまくいかなかった事が大半な気がしています。
次こそは、次こそは・・・と毎年挑むのも疲れてしまって、昨年は断念してしまいました。
しかし、やはりベテランの菜園仲間の方は毎年上手に作るものです。
過去の失敗を踏まえて、成功のコツを考えます!
土作り
豆類は根粒菌で育つため、そこまでの元肥はいりませんが、落花生は栽培期間が長いため、ある程度の元肥があったほうが大株になる印象です。実は、今までで1番上手に栽培出来た時は、市販の培養土を敷き詰めた畑で栽培した時でした・・・。涙 まあ、マメに追肥をすればいいだけの話なのですがね。栄養たっぷりと言っても、栄養の種類を間違えて窒素過多にならないように気を付けましょう。また、硬い土質の場所だと、子房柄が土中に刺さって実を作るときに成長の妨げになって、実の数がぐっと減ります。腐葉土やたい肥でフカフカの土地が適しています。
畝の形・土寄せ
畑全体が水はけが良くて、浸水する心配が無ければ畝自体が低くても大丈夫ですが(上手な菜園仲間は、畝すら作らずフラットな状態で栽培しています。)畝を作って栽培していれば、定期的な土寄せはマストです。
土寄せを怠ると、子房柄が土中で広がり切らず、実の数を減らすことになります。出来るだけ、畝を幅広く作ることで土寄せの負担も減らせますので、最初の畝づくりの際に気を付けましょう。
カルシウム不足
落花生は成長でカルシウムを多く必要とするため、畑を作る際に多めに石灰を撒いておくと効果的です。
防鳥対策
実ができていないと思っていても、実は鳥に食べられていた、というケースもあります。子房柄が伸びて土に刺さりだしたら防鳥ネット等で鳥への対策をすると間違いないです。
日当たり
落花生は植え付け時以外では、乾燥に強く日当たりを大変好みます。
以前に水はけが良くてフカフカな土壌だが、日当たりがあまり良くない畑で栽培した時は、大きな株に育っていたにも関わらず、実入りがあまり良くなかったです。
過去の反省点を活かして、次こそは自家製ピーナッツバターを作ってみたいものです・・・。どんな植物もそうですが、簡単そうで満足のいく収穫を得るには経験と手間が必要ですね。
今年は頑張るぞ~!
落花生栽培~
落花生の収穫!収穫後の処理って?茹で落花生?きちんと乾燥して目指せピーナッツバター!
その他の豆類の記事~
インゲン豆は好光性?嫌光性?発芽の失敗から考える
コメントを書く