みなさんインゲンは植えましたか?
春先に毎年植えているのですが、発芽率が良くありません・・・
種蒔きしてから発芽率が悪かった時に考えるのが、この種子は発芽に光が必要だったのか否かです。
3度豆と言うくらい年に何度も栽培のチャンスがあるインゲン豆です。上手く発芽させて美味しいインゲン豆を収穫するために頑張りましょう!
と言うことで、今日はインゲンの発芽に光は必要なのか?について詳しく知っていきたいと思います。
インゲン豆は好光性か嫌光性か?
調べてみたら、真っ先にインゲンは好光性種子だと出てきました。
えっ!?大豆は嫌光性と言うのは何かで見たことがあったので、てっきりインゲンもと思ってたのでビックリです!
試しに覆土を少なくして植えて、庭の日当たりの良い場所で数日置くと・・・
ちょっと覆土も無いに等しく、豆が見え隠れしてますが・・・植えた豆が水分を含み大きくなってきました。
更に数日後、ほぼ全てが発芽しています。
植え付けて半分が腐って発芽せずだったのから、これを見てしまうと・・・やはりインゲン豆は好光性種子だったのかと思ってしまうところです。しかし、最初の蒔種時は湿気ムンムンのビニールハウス栽培で、高温&湿度に晒されていたため判断がつかない・・・。
調べていくと・・・
・・・一方、フィトクロムが関与しない暗発芽種子もあります。エンドウ、インゲンマメ、トウモロコシなどがそれに当たります。これらの種子は、吸水すると暗黒でも光のもとでも発芽します。これらはほとんどの場合栽培植物で、光とは無関係に植え付けられる便利な形質をもつものを選抜してきた結果だと思われます。(原文ママ)
ということは、インゲン豆は暗くても明るくても吸水さえされれば発芽するということが分かりました!
なんだかスッキリした気持ちです。
でもなぜ私が最初に植えたインゲンは発芽が上手くいかずに、2度目に植えた浅植えの方は発芽が良かったのか・・・
どうやら、吸水さえすればどんな状態でも発芽するかと言うとそうではないようです。
発芽に必要な物とは
植物の発芽に必要なのは、水・空気・温度です。
水と温度は分かる・・・空気って?
植物も生きていて呼吸してますよね。
嫌光性の植物でも覆土たっぷりで水かけまくりでビショビショの土に埋もれたままになると息が出来なくて死んじゃうんです。更にそこに強い日差しや、ビニールハウスの高温や湿度が合わさったら?蒸れて息もできずに腐っていく・・・、私が年に何回もやっているやつです 😥
上記の、水・空気・温度は、どの植物にも言えますが、まだまだ寒い日があったりするこの時期は、家庭用のビニールハウスや保温器を使っての発芽作業も多いはず・・・インゲンが呼吸しやすい環境で栽培することを忘れないようにするのが、発芽率アップに直結するかもしれませんね。
↑田舎では馴染みのある平たいインゲン、食べ応えが合っておいしいので、おススメです~
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