玉ねぎは栽培中も病気に悩まされる野菜ですよね。
軟腐病や、雨が多く降ればベト病なんかも多いので、油断できません。
しかし、今日ご紹介する病気「黒カビ病」は収穫後の貯蔵中に発生する病気です。
病気についてと、どんな予防対策があるのか、ご紹介したいと思います。
黒カビ病
どんな病気?
写真のように玉ねぎに黒いカビが発生する病気です。
主に、収穫後に乾燥が不十分で風通しが悪く湿気の溜まるような場所で保管するとこんな風にカビが発生してしまいます。ただカビが発生するだけならばいいのですが、カビの発生したところからジワジワと玉ねぎの表面を腐らせていきます。
カビが生えた玉ねぎは食べられるの?
もちろん大丈夫です。カビの生えた部分を剥いたり、キレイに洗い流せば食べても全く問題ありません。見た目がインパクトあるので抵抗あるかもしれませんが・・・私は、長期間かけて栽培してきた玉ねぎとあれば芽が出始めていようとも、カビが生えていようとも全然OKです 😛
病気にならないための対策はあるの?
収穫前の対策
写真のように、収穫前の苗に石灰をふりかけます。石灰の殺菌作用で黒カビが発生しにくい環境を作ります。また、農薬と違って身体に悪い物じゃないので安心です。
収穫後の対策
収穫後に、切り口に石灰を付けます。とことん殺菌ですね。
玉ねぎの汁でジュクジュクした状態で保存なんてしたもんなら黒カビの温床です!
昨年はここまでしていなかったので、効果が楽しみです。
どうでしょうか、早生の玉ねぎなんかは収穫がとっくに始まっているので、収穫後の処理だけでも参考になればと思います。大切に育てた玉ねぎ、次の収穫まで余すことなく大切に食べられるようにしたいですよね。
軟腐病と違って、洗えば食べられるのでまだいいですけどね 🙁 個人的には、軟腐病の腐った玉ねぎの臭いが1番苦手です・・・。
今年はどんな出来になることやら・・・。
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