暖かな日が続いて我が家のニンニクもすくすくと成長しています。
(汚い畑ですみません ・・・でも、周りの草、というか蕗を刈るとまだ怒られる季節なもんですから・・・)
玉ねぎと違ってトウ立ちしてから収穫するニンニクと言う植物は、何だか安心してみていられる気がしていました。
・・・しかし、収穫して数カ月すると異変が起こるのです!
ある日、ぶら下げて室内で保存しているニンニクの真下に、木くずのような粉が落ちていることがよくあるのに私は気付きました。
あれ?また子供が外からゴミを持ってきたかな?そんな風に思ってふとニンニクを見上げると、ニンニクの真下にキレイなマルの穴が開いてるではないですか!
そうなんです、収穫後にジワジワとニンニクを食害していく害虫がいるのです。
放っておくとせっかくの保存用のニンニクも冬を越す前に害虫にやられてしまいます。
収穫後のニンニクを食害する害虫
我が家で発見したのはワタミヒゲナガゾウムシという虫でした。
ニンニクの下の部分に穴を開けて、どんどん上へと食べ進んで成虫になって出ていくようです。
他にも、落花生やサツマイモ等の乾燥貯蔵する作物や、柑橘類に被害を出すようです。
因みに、ニンニクの穴の部分を分解してみたら、こんな白っぽい1センチも無い小さなイモムシが出てきました。
発生時期はいつ?
一般的な害虫での被害と言えば、生育中に既に起きているイメージだと思いますが、なんとこの害虫は、収穫後のニンニクの根の部分に卵を産み付けるということなのです。
どんな対策方法があるの?
成虫の本体自体もとても小さく文字通り像のように口先も長いので、相当目の細かなネットではないと産卵を防ぐことができないと思います。洗濯ネットや、台所用の水切りネットで1つ1つ守れば効果があるかもしれませんね。
それか、収穫後は屋外に出さずに完全に屋内で管理するとかではないと難しいですね。家じゅうニンニクの香りで一杯になるので、家族には嫌がられるかもしれませんが 😥
どうでしょうか、収穫中の病気や害虫被害は一生懸命対処しますが、収穫後と言うのは意外と盲点ですよね。
栽培期間が長いだけに大切に余すことなく食べてあげたいですよね。そんなカワイイ我が子を、ゾウムシなんかに食べられないように保存方法には十分に注意しましょう。
ニンニクについての記事をいくつか書いています。是非ご覧になって見てください~
こんな品種が良かった!こんな栽培の仕方がある等、ご意見も是非ともお待ちしています 😉
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