開花のだいたい2週間くらい前かな~と思って、去年のことを思い出しながら、慌ててジベラを水に溶かして
蕾につけたんだけど、後から・・・フルメットもジベラと一緒に合わせてやるのを忘れていたことに気付く・・・
ダメもとで数日後にフルメットをやってみたけど、どうなることやら・・・
それにしても、去年は5、6粒の房が2つだったのに、今年はすごいよ~
きちんと育つか不安だけど、楽しみだな~
ということで、今回はぶどう(デラウェア)のジベレリン処理について紹介しよう。
蕾の長さが約1.6mmの頃がちょうどジベレリン第1回目の時期!
去年は偶然だったのか、だいたいでできてしまったが・・・
1回目のジベレリン作業は、雄しべの花粉をなくすためのもので、これをしないと種なしにならない。
更にここに、フルメットというホルモン安定剤を加用して、着粒安定を図ります。これを入れると、ジベレリンの処理シ適期幅が拡大されます。
出来れば、一度薬剤を付けた房がわかるように、食紅等を入れて目印をつけたほうが良い。
そして、2回目のジベレリン作業の目的は、実の肥大。
今回私は、下のジベレリン水溶液の表の、赤字の日数で2回ジベレリン処理することにしました!
フルメットは、第1回目だけでいいようだ。
成長の様子は、またゴールデンウィーク後にアップします~
ジベレリン水溶剤使用方法 | ||||||
使用目的 | 使用濃度 | 使用液量 | 使用時期 | 使用回数 | 使用方法 | ジベレリンを含む農薬の総使用回数 |
無種子化
果粒肥大促進 |
第1回目ジベレリン100ppm
第2回ジベレリン75~100ppm |
果房散布の場合は30~100ℓ/10a | 満開予定日約14日前(第1回)
および満開約10日後(第2回) |
2回、但し降雨等により再処理を行い場合は合計4回以内
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第1回目:花房浸漬
第2回:果房浸漬又は果房散布 |
2回、但し降雨等により再処理を行う場合は、合計4回以内 |
満開予定日18~14日前(第1回目)
及び満開約10日後(第2回目) |
第1回目:花房浸漬(ホルルクロルフェニュロン1~5ppm液に加用) 第2回:果房浸漬又は果房散布 |
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満開予定日約14日前(第1回目)
及び満開約10日後(第2回目) |
果房浸漬 |
フルメット液剤使用方法 | |||||
使用目的 | 使用濃度 | 使用時期 | 本剤の 使用回数 |
使用方法 | ホルクロルフェニュロンを含む農薬の総使用回数 |
果粒肥大促進 | ホルクロルフェニュロン3~5ppm | 満開約10日後 | 1回、但し降雨等により再処理を行う場合は合計2回以内 | ジベレリンに加用 果房浸漬(ジベレリン第1回目処理は慣行) | 2回以内、但し降雨等により再処理を行う場合は合計4回以内 |
ホルクロルフェニュロン3~10ppm | ジベレリンに加用 果房散布(ジベレリン第1回目処理は慣行) | ||||
ジベレリン処理適期幅拡大 | ホルクロルフェニュロン1~5ppm | 満開予定日18~14日前 | ジベレリンに加用 花房浸漬(ジベレリン第2回目処理は慣行) | ||
着粒安定 | ホルクロルフェニュロン5~10ppm | 開花始め~満開時 | 花房浸漬 |
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