みなさん、すんきってご存知でしょうか?
これは、我が愛すべき田舎の長野県木曽地方に受け継がれる無塩の発酵漬物の事です。
冬場になると、どこの家庭でも自分で作っていて、我が家ではなぜか父が率先して作っています。
素材は、赤かぶ(木曽赤かぶ)の葉を使っていて発酵させて作るので、うっすら酸っぱい後味です。
鰹節と醤油をかけて食べたり、お蕎麦やお味噌汁に入れて食べたりします。
何にも気にしないで今まで食べていたのですが、テレビの健康番組で取り上げられて以来ちょっとした話題の食品なのです!
なんでも、発酵の際にできる菌が免疫力を高める機能があり、それが花粉症やアレルギーにとても良いそう!
そういえば、3姉妹で唯一すんきを食べまくっていた私だけが田舎に居る時は花粉症になっていなかった(;^ω^)
習慣的に食べていたのがきっとよかったんですかね。
ということで、私は菜っ葉を切ったり湯がいたりする手伝いしかしたことがないのですが
お父さんから作り方のメモをもらっているので、是非自分で!という方のために掲載しようと思います。
すんき漬けレシピ
材料
すんき菜(地元では11月頃から道の駅等で出回ります。)
すんき種(市販のすんき:塩味付け等していない純粋な物。地元のスーパーや道の駅、ネットでもたまに見かけます。)
※父は15ℓの漬物樽一杯に作るのに、市販のすんきを2パック使用していました。
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銀座にあるアンテナショップ、銀座NAGANOでも販売しているようです。
作り方
・葉っぱを1cm角に刻む。葉っぱは、蕪の付け根も一緒に刻んで入れます。(ここに発酵に必要なビタミンが入っているそうです。)
・漬物樽に清潔なポリ袋を入れる。(その中ですんきを作る)
・鍋に水を入れ、70℃に熱する(温度計で計って70℃をキープする。)
・ザルに葉っぱを少しづつ入れて、お湯に入れる。(くぐらせる程度でいい。)
・準備した漬物樽にお湯にくぐらせた菜っ葉を入れる。
※葉っぱ2回につき、すんき種を1回入れる。パラパラと満遍なくまくように
・上記の作業を繰り返して菜っ葉を全て入れたら、70度のお湯を樽に入れる。量は、上蓋と重しの上から手で押して、じわっと水分が出るくらい。
・新聞紙&風呂敷等で包んで12時間ほど温める。(実家は寒冷地なので、お父さんは更に、電源を入れたコタツの端っこに少しだけかかるように布団を被せて一晩おいています。完全にコタツに入れちゃうと温まり過ぎて菌が死ぬので注意!)
以前に、自分でこっちで作ろうと思って、すんき菜を自家栽培して挑戦したのですが、なかなか発酵がうまくいかず微妙でした( ;∀;)
かなり経験が必要ですかね・・・けど、やらないとできないですからね!
田舎より私の住まいはかなり暖かいので発酵が行き過ぎたのかもしれません。父と同じようにコタツの端に入れたのがいけなかったのかもしれません。
写真がなくてわかりにくいかもしれませんが・・・
無塩の発酵食品すんき!全国に広まるといいなぁ(^^)/というか、木曽に来てすんき蕎麦をぜひ食べてもらいたいなぁ~
道の駅ですんき漬けは販売しています~
年末年始の郷土料理!
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